入社を決めた理由

まずメーカーであるということです。学生時代は自分で試行錯誤しながら専攻分野の実験をする日々でしたが、それが自分の性分にも合っていました。就職活動をする際も自社で製品を生産する会社を選びました。また、食品に関わる仕事をしたいと考えていましたが、食品容器だけでなくグループとして多種多様なプラスチック製品を生産している点にも魅力を感じました。

入社してから現在までの仕事内容

最初の1年は食品容器の製造現場で実際に製品つくっていました。多様な製品がある中で、製品の良否の区別や生産の為の機械の操作を一から覚えました。2年目の途中で今所属している生産管理チームに移りました。生産管理チームでは、おおまかに言うと「いつどの商品をどれだけ生産するか」という計画を立てています。当社は製造と販売の両方を行う会社ですので、両者の仲介役を担いつつ、効率的かつ最適な生産計画を作成することが仕事です。

仕事のやりがいと面白み

営業・製造ともに多くの部署や人と係わる仕事なので、問題にぶつかる度に、衝突しながらも人間関係をつくっていける所が今のやりがいだと感じています。それぞれに言い分がありますので始めは苦労しましたが、信頼関係を築いたうえで最善の生産計画が出来上がったときには大きな充実感を感じます。あと、当社の製品はちょっと買い物にでればあちこちで見かけることができますので、お弁当やお惣菜を見る度に「あの時自分が係わった容器かも？」と思うことが密かな楽しみです（笑）。

仕事で苦労すること

計画を立て情報を発信していく立場にあるので「情報を早く正確に必要な所に伝える」というごく当然のことですが、これが一番難しいと感じています。立場上、営業には製造の要望を製造には営業の要望を伝える必要がありますが、それぞれの立場や状況を理解したうえで伝えるのはとても難しいことです。また状況は日々変化しますので、緊急性や重要性に応じて仕事に優先順位をつける必要があり、その判断も非常に難しく、苦労しています。

最も印象的なエピソード

1月末に節分の「恵方巻き」を入れる容器が想定以上に売れた為、当初の生産の二日後にまた同じ製品を作らなければならなかったことがありました。製造現場はもちろん、必要な材料の調達や出荷の面でも様々な人達に迷惑をかけてしまいました。昨年の販売状況や、その時点での情報だけに頼るのではなく、必要なら自分で事前に情報を求めていくことが重要だと感じました。

今後の目標

長期的な生産の負荷などを考えて他工場との調整を行うなど、広い視野で当社の生産全般に係わるような仕事をしていきたいと思っています。そのためには、現状の業務をスピードアップして、自分のやりたい仕事ができる時間を確保していかなくてはなりません。まだまだ担当する工程だけで精一杯ですが、いずれは「自分が工場を動かしている！」と感じられるような仕事をしてみたいと思います。

ズバリ！当社の社風は？

上司から常に「失敗したら助けてやるからとりあえず自分でやってみろ」と言われているとおり、若者に仕事を任せて育てる社風だと思います。
話は変わりますが、私の勤めている関東事業所では体育館を利用して卓球・バドミントン・バスケットボールなど、健康づくりの為の活動を行っています。私もよく参加しているのですが、社員同士、仕事以外の付き合いができる場もありますよ！