RISU Group Environment

Reuse(再利用)の取組み

デザイン設計の段階からエココンセプション(環境配慮設計)の考え方で、環境に配慮した製品の開発や普及・推進等に積極的に取り組んでいます。

医療廃棄物容器 サイクルペール

循環型システムに貢献する耐熱性・強度に優れた容器の開発

(1)医療機関で発生する感染性廃棄物は、一般的にPP樹脂製の容器を用いて回収され、焼却・溶融などにより処分されていますが、環境負荷軽減の観点から、加熱滅菌することで繰り返し使用可能な収納容器が求められていました。

(2)しかし、従来のPP樹脂製では耐熱性が低いため、高温で変形しやすく、滅菌処理に対応できないことが課題となっていました。また、強度が低い容器は、注射針など鋭利なものが貫通する可能性もあり、安全性にも問題がありました。

(3)こうした中、高温での滅菌処理に対応可能で高強度を有する、PC樹脂とPP樹脂とのコンパウンド樹脂による容器を株式会社日本シューター様、帝人株式会社様と共同開発。これにより、株式会社日本シューター様の容器循環型感染性廃棄物処理システム「サイクルペールシステム」実現に貢献しました。

減量化・コスト削減

内容物だけを処分するため感染性廃棄物を減量化。また、容器を繰り返し使うのでコストダウンに繋がります。

針貫通強度は従来の2倍

PP/PCアロイにより、鋭利物をより安全に廃棄できます。

耐熱性30%アップ

PP/PCアロイにより、121℃の高圧蒸気滅菌に耐えることができます。

ボルトレスキャリー

分別、解体が簡単なためリサイクルが容易

フレーム、コーナーパーツ、キャスターの組立て・分解が簡単にできるエココンセプト商品。

ボルトレスなので、キャスターの破損・錆びが発生しても、修理・交換が簡単であり、廃棄時に素材別に分解できます。リサイクルが容易となる環境対応商品です。

その他の環境への取組み