衝撃吸収効果による製品例

ハニカムコアが座屈することでエネルギーを吸収し、衝撃を劇的に吸収

Case

バイク用胸部プロテクター
ヨーロッパCE規格Level2(最高クラス)を見事にクリア

3D加工により高強度を保ちながら曲線を形状し、中空構造体によりクッション性の機能が加えられ、従来のプロテクターでは実現が困難だった高い剛性と衝撃吸収性の両立に貢献することができました。

バイクの死亡事故の原因は、頭部の次に胸部打撲が多きな要因となっています。義務付けられているのがヘルメットの着用のみで、胸部プロテクターの普及率は数パーセントのようですが、白バイ隊員の着用を始め、ライダーの間でも少しずつ重要性が認識されはじめています。今回の開発によって、胸部プロテクターの装着率向上につながり、ライダーの安全に役立てることを願っております。

<CE規格 Level2 試験結果>

試験内容 試験規格 平均 最大
衝撃吸収試験

◎衝撃度が平均18kN以下
◎1度でも24kNを超えないこと

10.7kN

12.56kN

衝撃伝達試験

◎衝撃度が平均15kN以下
◎1度でも20kNを超えないこと

2.2kN

3.1kN

男性用プロテクター

女性用プロテクター

TECCELLの特徴による製品例一覧