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2017年07月03日
ニュースリリース 岐阜プラスチック工業 TECCELL
TECCELLによりトノカバーの大幅な軽量化を実現。プリウスPHVに採用
岐阜プラスチック工業が製造するTECCELL(テクセル)を用いて、林テレンプ株式会社(本社:名古屋市中区、社長:林貴夫)が、従来品に対して大幅な軽量化を実現した「軽量タイプトノカバー」(巻取式)を商品化することに成功し、2017年2月にトヨタ自動車株式会社が発表した 新型「プリウスPHV」に採用されました。
世界的に環境規制の強化が進む中、自動車には燃費効率の向上が求められ、軽量化へのニーズがますます高まっている中、今回、林テレンプは従来の製品に対し、約▲20%の軽量化を実現する トノカバーを開発しました。
この芯材は岐阜プラスチック工業が製造する 「TECCELL®」がベースになっており、林テレンプがその軽量・高剛性性能に着目し、共同で自動車向けに開発し、トノカバーの持ち手部分としての実用化に成功した。(持ち手部分としては約▲50%の軽量化)
林テレンプと岐阜プラスチック工業は、今回開発した素材を使い、自動車内装部品への更なる軽量化ニーズに対応するため、トノカバー以外の用途も含め、共同で応用開発に取り組んできます。