グラフィックデザイン
T.M
リスパック(株)商品開発グループ デザインチーム
2016年入社 デザイン科 視覚デザイン専攻
大学ではグラフィックを中心にデザインを学んでいたため、「折角なら自分のデザインしたものが多くの人に見て貰える、手に取って貰えるような仕事に就きたい」という思いがありました。調べていくうちに「食品包装容器の開発」という生活に密接したモノ作りに興味を惹かれました。日本中のスーパーやコンビニに流通する食品包装容器は、大げさではなく全国の人が毎日手に取り、見ることになります。身近で沢山の人が関わるモノだからこそ、デザインで貢献出来る部分も沢山あると思い、入社を決めました。
まだ数は少ないですが、スーパーマーケットで販売される刺身容器、温惣菜(鍋、おでん、肉じゃがなど)向け容器の柄をデザインしました。また、新商品の開発だけでなく、お客様からの特注品の開発、提案書の作成も行っており、入社一年目で実際に採用を頂きました。社歴が浅くても活躍のチャンスがあるのが、当社の良いところだと思います。
商品の移り変わりが早い業界なので、新商品も年間に数回のペースで開発していきます。その為、お客様からの「売れる、売れない」のレスポンスが早く、すぐに評価が返ってくるのが、この業界の面白い所です。また、普段通っているスーパーやコンビニに自分の作った商品が並んでいるのを見ると、自分の作ったものが全国に届いていることが実感出来て大きな達成感を感じます。
容器と中身の食品との相性、売り場での見え方、データ上と実物の見え方の差異、成形しにくい柄・形状になっていないかなど、技術的な課題をクリアするために、試行錯誤することが大変です。人の口に入る物に密接している食品包装容器は、完成までにクリアしなければならない様々なハードルがあります。その幾多のハードルを解決するために、社内外の多くの方々とコミュニケーションを取り、連携していく必要があります。また、ユーザー様からの依頼でデザインを行う際は、イメージの擦り合わせを行うためにやはりコミュニケーションは欠かせません。完成までに沢山の人が関わっているからこその難しさとやりがいがあると思います。
初めて新商品の開発に携わった時、スケジュールを上手く管理できず、完成までに時間が掛かってしまいました。フリーズしそうになっていた私に対して、沢山の先輩方がアドバイスをしてくださいました。そんな苦労と失敗を経て実際に量産された製品を見た時の感慨は忘れられません。
先輩方のようなデザインのプロフェッショナルになって、リスパックの価値を創造できるような人気商品を作りたいです。
仕事場は和やかで明るい雰囲気です。時には厳しく注意を受けることもありますが、困ったときは相談すれば皆親身にフォローしてくれます。一年目から商品開発に関わることが出来るので、社歴が浅くても本人次第で大きな仕事に携わることが可能な環境です。先輩方は皆容器開発のプロフェッショナルですし、人間的にも尊敬できる方ばかりで、恵まれた環境にいると感じています。
08:50 | 出社(スケジュール、メールチェック) |
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09:00 | ミーティング(デザインチーム全員で一日の予定を確認) |
09:30 | 担当案件の業務推進(データ分析、容器柄デザイン、別注柄作成…etc) |
13:00 | 担当案件の業務推進(営業、形状開発担当者と打合せ) |
17:00 | ルーチン業務(資料作成、依頼書作成…etc) |
18:00 | 退社(水・金はノー残業デー) |
休日は自分がリラックス出来る、好きなことをして過ごします。(映画鑑賞、音楽鑑賞、映像制作 など)気になったお店や場所に出かけてみる、家で話題の作品や雑誌でトレンドを取り入れる。自分の知らないものや、話題になっているものは積極的に取り入れるようにしています。