グラフィックデザイン
Y.F
リスパック(株)販売促進グループ 営業促進チーム
2005年入社 ビジュアルデザイン学科
大学でカタログやポスターなど紙面のデザインをする「ビジュアルデザイン科」を専攻していた為、就職するならとにかく「紙面のデザイン」をやりたいと思っていました。既に多くの大学の先輩が当社で活躍していたからというのも理由の一つです。
主に新商品を紹介するカタログを作成しています。新商品が販売される日を発刊日とし、形状デザイナーと打ち合わせを行い「この商品の特徴・機能・ターゲット」など商品について徹底的に理解する。その商品の魅力が伝わるカタログの構成を考え、外部デザイナー・印刷会社に相談・依頼をする。もちろん商品に詰める食品も大切なので外部フードコーディネーターにも相談します。単に食品を詰めればいいのではなく商品の特徴を生かした盛りつけを考えなければいけません。そしてカメラマンと相談しながら撮影を行います。容器が主役だから食品だけ目立ってもいけないし、だからといって食品が良く見えないと意味がないし毎回苦労しています。
またホームページ作成、売り場に置くPOPデザインの提案、新聞広告・ポスターのデザインなども行います。デザインやディレクションに関するセミナーに参加することも。
リスパックのカタログはそれぞれ商品の個性を出すためにイメージを変えている為、並べると統一感がありません。それはカタログを手に取るお客様の印象に少しでも残したいから。ですからアイデア出しをする時に「どんなイメージにしようか?」とその都度楽しみながら考えています。カタログで提案したメニューの反応がよかったり、流行を予測提案したメニューが売場に並んでいるとやりがいを感じます。他にも、とにかく外部と関わりが多い仕事なので新しい出会いと発見が沢山あります。テレビに出演されているフードコーディネーターさんや本を出版しているライターさんと仕事をしたり…。容器メーカーの目線だけでなく他分野の目線で意見がもらえるし、目新しくて面白い情報が沢山入ってきます。この仕事はどんどん新しい情報を発信していかなければいけない立場なのでかなり刺激になりますね。
面白いデザインをしたくてもまずは「食品容器」の知識がないと出来ない事。
一見面白いデザインが出来たとしてもお客様にとって分かりにくかったり求めている情報がなければ意味がありません。食品容器がどこを経由してどんな場所で誰にどのように使われているか?などが分からないと提案出来ませんし、初めはかなり混乱しました。営業を通じて情報を得たり、営業と同行してお客様に直接聞くこともあります。
そして容器だけでなく「食品」についても、トレンド、価格、盛りつけ方の知識が必要です。これらは日々変化していくので常日頃の情報収集が欠かせません。でもこれらの情報は日々の食生活でも発見出来るしプライベートで活かす事も出来るので楽しみながら覚えています。
まだまだ知識が足りなかった時、カタログに非現実的なメニューを載せてしまった事。商品化した時にどう考えても売価が高過ぎるものだったり、作業上無理がある盛りつけをしてしまったなど失敗は沢山あります。その上、中に入れる食品も弁当・丼・サラダ・寿司・刺身・惣菜などカテゴリーがさまざまなのでそれぞれの知識をつけないといけない事を痛感しました。
お客様に「メニュー開発に困ったらリスパックのカタログ」と思ってもらうこと。
容器の魅力が伝わり、且つメニュー提案も参考にしてもらえれば嬉しいです。
魅力的な人が多い会社だと思います。それぞれに個性があり、見習いたいと思うところが沢山ありますし自分の成長に繋がる環境です。その上とてもフレンドリーな空気で何でも話しあえるので自由に意見交換が出来、社員一丸となって一つのものを作り上げていく姿勢があると思います。
08:45 | 出社・メールチェック・スケジュール確認 |
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09:00 | カタログデザイン検討 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 印刷会社と打ち合わせ |
15:00 | 撮影メニュー検討・リスト作成 |
18:00 | 退社 |
外に出ることが好きなので遠出して他県を観光したり会社の仲間とスポーツをしています。年齢が近く、話しやすい人が多いので休みの日も会社の人と過ごすことが多いです。
家も好きで、居心地がいい部屋を目指して掃除をしたりお洒落なカフェに行ってインテリアやメニューのヒントをもらったりしています。