普段の暮らしのなかで見かけるもの。たとえば…
などなど
これら生活に密着した身のまわりプラスチック製品の数々を、マーケティングから設計、素材選定から量産そして販売まで行っているのがリスのプラスチックグループです。
私たちは、創業以来今日までプラスチック総合メーカーとして幅広い分野でパイオニア的役割を担って参りました。「豊かな暮らし」「物流の合理化」「リサイクル」「食の安全安心」など、それぞれの時代で求められるプラスチックの可能性を追求し挑戦し続けています。 近年は「環境配慮プラスチック製品のリーディングカンパニー」として、環境保護を考慮した新たな価値と可能性の創造に全力で挑戦しています。
リスのプラスチックグループを構成するグループ各社は、それぞれの分野に特化すると同時にグループを支え合って存在しています。プラスチックという素材のもと、それぞれの分野で培う知恵と技術を結集させてグループの総合力を高めています。
岐阜プラスチック工業株式会社 |
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リスパック株式会社 |
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リス株式会社 |
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リスジョイントプロダクツ株式会社 |
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リス興業株式会社 |
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東栄管機株式会社 |
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大岐阜ビル株式会社 |
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設立 | 1953年 4月16日 |
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代表者 | 代表取締役社長 大松栄太 |
資本金 | 14億6,100万円 |
売上高 | 1,135億円(2023年3月期) |
事業内容 | プラスチック製品の開発・製造・販売 |
グループ会社 |
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本社 | 〒500-8721 岐阜県岐阜市神田町9-27 大岐阜ビル |
事業所 | 工場 : 全国13箇所 支店 : 全国7箇所 営業所 : 全国10箇所 海外拠点 : 中国(上海) |
主要取引先 | 出光ユニテック(株)、伊藤忠商事(株)、キヤノン(株)、トラスコ中山(株)、三井物産(株)、三菱商事パッケージング(株)、㈱良品計画、その他 大手メーカー・小売業 等 |
社員数 | 2,500名(男性2,100名、女性400名) |
平均年齢 | 39.6歳 |
平均勤続年数 | 14年11ヵ月 |
前年度の育児休業と育児目的休暇の取得割合 | 男性:15.3%(対象者65名中10名)、女性:100%(10名中10名) ※グループ合計(2022年4月~2023年3月) |
1953年4月16日、大松幸栄が「岐阜プラスチック工業株式会社」を設立。社員数は3名、資本金50万円でのスタートであった。当時はプラスチック自体がまだ珍しく試行錯誤を繰り返しながらの船出であったが、化粧品などを入れるコンパクトケースが商品として初出荷すると、家庭用品分野で様々な射出成形品を商品化。自社ブランド「リスマーク」を展開していく。
1959年、真空成形機を導入し、耐衝撃性スチロールによる国内初の薄肉透明容器の生産を開始。
「ボンカップ」シリーズが大ヒットとなる。
1961年には塩化ビニール管継手の生産を開始。1963年には物流産業資材の第一号「パンコンテナー」を発売。
工業部品分野でも自動車、家電など様々な製品の生産を行うようになる。
生産量が増えるにつれ、1963年に現岐阜プラスチック工業の生産本部がある稲羽工場が完成。
1969年には現リスパックの生産本部である、犬山工場の建設に着手。
大松幸栄
創業当時の工場
1962年頃のチラシ
1971年、継手、建材、土木資材などを扱う部門をリス興業株式会社として分社化。
1975年には食品包装容器部門としてリスパック株式会社を分社化。PSPシート成形機を導入し、押出成形によるシート成形と真空成形による製品成形の一貫生産方式をわが国で初めて確立。食品包装容器分野に本格参入することとなる。同年、本社を岐阜駅前の大岐阜ビルに移転。家庭用品分野では、アクリル樹脂製卓上品「トレビアン」シリーズ、浴用品「クロワッサン」シリーズが大ヒット。日本の食卓の定番アイテムとなる。
1985年、リス株式会社として家庭用品部門を分社化。
物流産業資材分野では、1981年に折りたたみコンテナーを開発。その後の物流業界におけるスタンダードとなる。
1988年に岐阜グランドホテルにて当時のグループ全従業員約1300人が出席し、創立35周年式典を開催。
食品包装容器
トレビアンシリーズ
折りたたみコンテナー
1988年5月、大松利幸が代表取締役社長に就任。各専門分野で業界ナンバーワンを目指すべく、スローガン「チャレンジ・ワン」を制定。全国各地に工場、営業所を開設するなか、岐阜プラスチック工業ではプラスチックパレットなどの新商品を展開していくとともに医療分野にも進出。リス興業ではプール資材など新たな分野を開拓。リスではデザイン性を高めた商品展開を推進する。
一方で1990年にリスパックが低公害樹脂A-PETをいち早く採用するなど、早くから環境対応への取り組みを始め、リスボックス、リスレインスタジアムなど、その後も様々な環境対応型商品を開発。2005年にはリスパックのポリ乳酸容器が「愛・地球博」で採用される。2009年、環境配慮型の最新鋭工場「関東工場」を開設。その後バイオパッケージングのトップメーカーとしての地位を確立するに至る。
大松利幸
バイオ食品容器
リスパック関東工場
2009年、岐阜プラスチック工業が世界初の連続成形技術による超軽量樹脂素材「TECCELL」を発表。2013年には岐阜県揖斐郡大野町に「テクセル事業所」を開設する。
創立60周年を迎えた2013年11月11日、帝国ホテル東京にて「創立60周年記念講演会・記念祝賀会」を開催。1,000人を超える来場者を前に、大松利幸が「未来に向かって、持続可能な社会の実現に貢献する意向」を表明。
2015年、「TECCELL」の量産化技術及び商品開発が第6回ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」を受賞。2017年には「TECCELL」がトノカバーとしてトヨタ自動車の新型プリウスPHVに採用される。同年、TECCELL製防音パネル「SAINT」を発表。
TECCELL
テクセル事務所
創立60周年記念講演会
2018年3月、大松栄太が三代目代表取締役社長に就任。
2019年には、デジタル技術による人と設備の融合とともに省人化・省エネ化を実現させた最新鋭工場、岐阜プラスチック工業 倉敷工場を新設。
2021年、「無限の可能性をカタチに!」をコーポレートキャッチコピーとし、プラスチックの可能性を追求し続け、それを製品にしていくとともに、プラスチックの利便性と環境保護の共存を追求していくことを表明。
バイオマスプラスチックに特化した次世代型パッケージ工場として、2024年にバイオマス食品包装容器の専用工場としてリスパック関西工場を兵庫県加西市に新設。
大松栄太
倉敷工場
関西工場(兵庫県加西市)