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岐阜プラスチック工業株式会社(以下、岐阜プラスチック)は、伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)と世界初のハニカム(蜂の巣)構造体連続成形技術の、物流資材・梱包資材分野におけるサブライセンス契約を締結しました。
本技術は、ベルギー王国ルーベン・カトリック大学発スピンオフベンチャー、EconCore
N.V. (以下、EconCore社)によって開発され、伊藤忠商事が、物流・梱包資材分野において、日本を含むアジア太平洋地域及び中東地域のライセンス権を獲得しております。
岐阜プラスチックは本技術を用いた製品の開発及び製造販売を物流資材・梱包資材分野において日本国内で独占的に行い、2009年度に上市、10年後に200億円の売上を目指します。
高強度軽量材料の一つとして、密度の低い芯材(コア材)を2枚の向き合う面板(スキン材)で挟み込み、接着剤などで一体化したサンドイッチ構造が、航空材料のような高性能なものから段ボールなどの汎用品に至る広範な分野で用いられています。コア材には様々な種類があり、中でも主に航空宇宙分野で用いられる正六角形の所謂ハニカム構造体は最も高性能なコア材として知られています。しかし従来のハニカム構造体は製造方法が複雑で生産性が高くないことから、航空宇宙を中心とした分野に用途が限定されていました。
EconCore社は、航空材料技術と梱包資材製造技術を融合することにより、プラスチックや紙を原料に用いた高性能なハニカム構造体の連続成形技術の開発に成功しました。この技術によりハニカム構造体の生産性が従来製法と比べ大幅に向上することから、航空、自動車、建築、物流、包装梱包など幅広い分野での応用が可能になりました。
岐阜プラスチックは、将来における新しい'ものづくり'を睨み、数年前より「軽量・高強度・低コスト」又、「環境」というコンセプトの下、新しい素材や成形方法の開発に取り組んで来ました。そして本技術の導入に当たっては、岐阜プラスチックの開発の方向性に適した技術として伊藤忠商事から紹介を受け、両社の協力とパートナーシップの下、実用化の検証を行ってまいりました。
今後岐阜プラスチックはグループが保有する各種成形技術及びノウハウを基に、この画期的な成形方法の量産化技術を確立し、物流の省エネルギー化に貢献します。
又、同技術は物流資材・梱包資材分野のみならず、あらゆる分野での活用が期待されるため、技術の追求のみならず、用途開発・市場拡大に向けた活動を推進していきます。
岐阜プラスチックは、創立以来今日まで「リス」のブランドメーカーという誇りを持ち、プラスチックの総合メーカーとして幅広い分野でパイオニア的役割を果たしてきました。今後とも積極的に新しい'ものづくり'にチャレンジし、皆様のお役に立てる様努力いたします。
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