無限の可能性をカタチに

トップメッセージ

Message

 当社は、プラスチック産業の黎明期であった1953年に創業して以来、プラスチック総合メーカーとして日用品・物流産業資材・食品包装容器・建設土木資材・スポーツ用資材・工業部品・医療機器関連部品などの幅広い分野で製品提供を行い、パイオニア的役割を果たしてきました。製品の販売に際し、人々に愛される動物である「リス」を企業ブランドとし、顧客第一主義に徹し自社開発製品を自社ルートで販売するという姿勢を貫いています。そして、長年の歴史の中で培った加工技術を最大限活用し、「楽しさ」「快適さ」「心地よさ」といった人々の生活をより豊かにする製品づくりに邁進しております。
 プラスチックが世の中に台頭してから約1世紀が経過し、その機能の高さから人々の生活に多大の利便性と恩恵をもたらし必要不可欠な素材に発展してきました。  
 一方で、海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題等との関連も指摘されており、国際的に喫緊の課題となっております。
 人々の生活基盤を支えるプラスチックを将来に亘り持続可能的に使用し続けられるようにするために、今後世界規模で、環境に配慮した原料および技術、更には設計思想に至るまであらゆるイノベーションが加速していくと考えます。

 当社は、それらの変革期を当社の成長及び社会貢献の絶好の機会と捉え、グループの総合力を最大限発揮し、環境負荷を低減できる次世代素材の開発や先進技術の研究に励んでおります。具体的には、バイオプラスチックのリーディングカンパニーとして、食品容器を中心とする様々な製品に、地球にやさしい植物由来のバイオ素材を活用しております。また、高強度・超軽量を実現した当社独自のハニカムコア材「テクセル」を開発し様々な製品に展開を図っております。更には、パレットに代表される物流資材のリサイクル資源循環のスキームを構築するなど環境負荷の低減技術の確立に努めております。
 プラスチックには、新素材・新技術などの活用によりまだまだ進化する要素が多く存在します。当社はそのようなプラスチックの持つ「無限の可能性」に果敢に挑み、それらの可能性を加工メーカーとして実際のカタチ(製品)にしていくことで人々の暮らしをより豊かで快適にできる新しい世界を創造していきます。

代表取締役社長
大松 栄太